電気自動車充電設備

電気自動車+EV充電器で新しい活用
移動用の電気自動車としての使い方以外に、EV充電スタンドを組み合わせることで蓄電システムとしてエネルギーの有効活用に貢献します。
電気自動車やプラグインハイブリット車(PHEV)の普及に伴い、EV充電スタンドにもいろいろな種類がでてきています。
ご家庭で電気自動車へ充電できるタイプ
充電位置と建物が離れている場合はスタンドタイプ、充電位置と建物が近い場合は壁面取付タイプがあります。

ご家庭で電気自動車へ充電ができ、電気自動車の電力を家庭で使うことができるタイプ
電気自動車と太陽光発電システム、電力会社からの電力(系統)、この3つの電力の同時使用を可能にした充電器で、
太陽光発電での発電が少ない時も、電気代が安い夜間に充電したEVの電力を使用できるのでトータルの電気代を減らすことができます。


EV車で燃料代の削減!
ひと月の走行距離が1,000kmだった場合の燃料代比較

※1 満充電容量:24kWh、航続距離は日産リーフの公開資料を参考に228km(JC08モード)
※2 自宅で夜間充電した場合。上記はシミュレーションの一例です。
急速充電器と普通充電器
電気自動車用の充電設備は普通充電器と、急速充電器の2種類があります。
普通充電器には200Vと100Vの2種類があり5~8時間程度で充電が可能で、
急速充電器に比べて設備導入費用の負担が少なく住宅や事務所や宿泊施設など長時間駐車する場所での利用に適しています。
急速充電器は、より高い電圧と電流を流すことで一般的に30分程度で約80%まで充電可能となっており、出先での継ぎ足し充電や緊急充電に適しています。
| 急速充電器 | 普通充電器 (200Vの場合) |
充電時間※ | 30分程度で80%充電可能 | 5~7時間程度 |
入力電圧 | 三相200V AC(交流) | 単相200V AC(交流) |
定格出力 | 最大50kW | 3kW程度 |
出力電圧 | 最大500V DC(直流) | 200V(交流) |
車両との通信 | 通信を行い充電を制御 | 通信は行わない(MODE1) 通信を行い充電を制御(MODE2・3) |
※充電時間は車両のバッテリー容量や残量などの条件により変動する